彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
集会を、夜の活動をしてると、ある程度は夜の町がわかってくる。
瑠華さんのリクエストにこたえるため、私が知る中で一番夜景がキレイな場所に彼女を案内した。
単車を留めれる展望台だ。
「どうでしょうか、瑠華さん?」
「あら~良いところね?」
辺りにいた人達が、私達を見て帰っていく。
なぜだろう??
〔★凛の特攻服が原因だ★〕
気づけば、夜景がキレイな場所に二人きりになっていた
目だけで瑠華さんを見れば、穏やかな顔で夜景を見ていた。
(夜景を見るのが好きなのかな?)
「凛道蓮さん。」
「は、はい!?」
不意に、瑠華さんに名前を呼ばれる。
「いろいろ、ありがとうございました・・・。」
「いいですよ。敬語も・・・無理に使わないでください。」
「優しいのね、坊や・・・」
夜風が身に染みる。
着がえがたくさんあったはずなのに、
「ソノフク、サムソウデスネ?」
「平気よ。」
「いや・・・いくらまだまだ暑いとはいえ、そんな生地の部分が少ない服を着て、平気なわけないと思うのですが・・・?」
そう言い終わった時、強い風が吹く。
「さむ・・・」
「ほら!」
瑠華さんのつぶやきを聞き、急いできていた特攻服を脱ぐ。
そのまま、瑠華さんの体にかけた。
「坊や・・・。」
「露出の少ない服は、ほどほどにしてくださいね?」
「し、仕方ないでしょう?胸のサイズに合わせたら、これしか~」
「え!?そう言う理由でしたか!?すみません!」
「いいわよ!誤解されても、仕方ないことしてきたからね・・・」
クスッと笑う姿は、蠱惑的(こわくてき)でドキッとさせられた。