彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





「シルバー社に、りっちゃんの知り合いはいないの?」

「いないです。でも・・・・・瑞希お兄ちゃん達なら・・・・僕が知らないだけで、知り合いがいるかもしれません・・・・」

「そうだとすれば気づいてるわよね?」

「そうで―――――――・・・・!?」





そう言いかけて思い出す。





―ヘルメットマンの心当たり、俺らでも探ってみるからよ。―

―え!?心当たりがあるのですか!?―

―・・・一応な。―





瑞希お兄ちゃんとのやり取り。






(あれって、シルバー社の社長さんが、ヘルメットマンじゃないかって心当たりをつけてるって意味だったのかな?)





でも、それだったら、教えてくれてもいいのに・・・





(まさか、僕には言えないとか?)





不安がよぎった時、瑠華さんが私の手を無言で握ってきた。





「瑠華さん?」

「・・・・・・・この話、あなたにしかしてないわ。」

「え?」

「瑠華―!そろそろ帰るわよ!」

「今行く!!・・・・・ゆっくり話したいけど、今日は無理ね。」

「では、日を改めて!」

「もちろんよ。だから、約束して。」





念を押すように瑠華さんは言う。





「絶対に、私が連絡するまで、シルバー社に関わってはダメよ?」

「え?」

「このことは、誰にも言ってはダメ。龍星軍の仲間にも、ましてや初代龍星軍メンバーにも、真田瑞希さんにも・・・!」

「瑠華さん・・・?」

「約束、してくれるわね?」





小指を差し出しながら言う瑠華さん。





「お願いよ、坊や・・・」

「・・・わかりました。」





うなずき、小指を差し出しながら言った。











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