会長候補はSweets☆王子!?
「ん? 見ての通りの『聴診器』だけど」
事も無げに答える涼香ちゃんの手には、なるほど内科のお医者様が使うみたいな聴診器が握られています。
しかし、それをよく見ると、金属部分に音響用スピーカーっぽい振動コーン紙が張られており、持ち手とコード部分の間には、はっきりと分かるボリューム装置が付けられていました。
「おっ!? 面白そーじゃん。涼香ちゃん、俺にも貸してみ」
ワクワクしながら、池永君は聴診器(?)を受け取ると、そこから延びている3つのイヤホンの内、一個を右耳に装着しました。
(え? 聴診器なのに、イヤホン?)
持ち主の涼香ちゃん自身も、イヤホンを左耳に入れると、あたしを手招きして、最後の一個を無理矢理左耳に突っ込みました。
一瞬、三半規管がキーンとする振動が伝わって来ます。
聴診器のダイヤル集音部分を、生徒会室のドアにピッタリと付けた涼香ちゃんは、徐々にボリュームを上げて行きます。
「……ほら、二人とも何か話し声が聴こえない?」
「「?」」
事も無げに答える涼香ちゃんの手には、なるほど内科のお医者様が使うみたいな聴診器が握られています。
しかし、それをよく見ると、金属部分に音響用スピーカーっぽい振動コーン紙が張られており、持ち手とコード部分の間には、はっきりと分かるボリューム装置が付けられていました。
「おっ!? 面白そーじゃん。涼香ちゃん、俺にも貸してみ」
ワクワクしながら、池永君は聴診器(?)を受け取ると、そこから延びている3つのイヤホンの内、一個を右耳に装着しました。
(え? 聴診器なのに、イヤホン?)
持ち主の涼香ちゃん自身も、イヤホンを左耳に入れると、あたしを手招きして、最後の一個を無理矢理左耳に突っ込みました。
一瞬、三半規管がキーンとする振動が伝わって来ます。
聴診器のダイヤル集音部分を、生徒会室のドアにピッタリと付けた涼香ちゃんは、徐々にボリュームを上げて行きます。
「……ほら、二人とも何か話し声が聴こえない?」
「「?」」