会長候補はSweets☆王子!?
「フッ」と、大内君はあたしを見て鼻で笑いました。

(な、何で!? あたしが何かしたの!!)


「……おい、池永。お前は冗談言ってるのか?
 生徒会長選挙に立候補するだと? 前からバカだとは思ってたが、どうやら本当に正真正銘のバカのようだな」

「バカはバカでも愛されるバカだ!」


 根拠のない自信で、またもや池永ドヤ顔からの~スマイル!!


「取り敢えず、チーマキちゃんと涼香ちゃんにも紹介しとくけど、この口が悪いヤツは、俺と同じクラスの大内啓二(オオウチ・ケイジ)。
 コイツ、毒舌で性格悪いけど、頭はメチャクチャ良くてさ、いつも課題とか、俺が授業中に居眠りしてて写せなかったノートとか、大内に助けてもらってるんだー」

「って、お前が勝手に俺のノート盗んで写してるんだろ!?」

「いつも感謝してるぞー」


 大内啓二君は、苦々しい表情で「チッ!」と舌打ちします。


「大内ちゃん、お前何か生徒会で仕事してんの?」

 池永君は意に介さずといった感じで、大内君に聞きます。


「知らなかったのか? 俺は現生徒会の書記だよ」
< 124 / 390 >

この作品をシェア

pagetop