花印†blood



『刹那様……っ』



いきなり身体が熱くなってきて、刹那様の腕を掴んでしまった。



「くりすの身体は今、喜んでいるんだよ」



『きゃっ』



刹那様はしがみついたままの、あたしをお姫様抱っこして鏡の前までくるとそこに下ろした。


「ほら…首筋の刻印がくりすの白い肌によく映える」



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