花印†blood



「妬いてたんでしょ?」



『妬いてませ「妬いてたんでしょ?」



『うぅぅ~~』



ライズ様には嘘はつけないらしい。


返事に困った私は唸るしかない。



ライズ様はクスッと笑うと、


――正直になればいいのに


そう耳元で囁いた。




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