お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
「あ、あのお気遣いありがとうございます。委員の同僚と一緒に行きますので大丈夫です!」
広い蓮の背中に隠れたまま真帆は良輔に向かって言った。
周りを取り囲む社員たちから笑い声があがる。石川君諦めなよ~!と誰かが言った。
「ちぇ、今日は会社の売り上げに大きく貢献をした社員を労う会ですよね副社長」
良輔が言い、蓮が勿論だと頷く。
「だったらご褒美を下さいよ~!かわいい秘書さんと合コンする権利!」
「何を言ってるんだお前は。特別ボーナスが出ただろう!あれが褒美だ」
また笑いが起きる。
やや乱暴な言葉の掛け合いだけれど先輩と後輩の結びつきが強いこの会社では珍しくない。
「え~!お金じゃイマイチ明日への活力が湧きません」
良輔が口を尖らせる。
「堅物の副社長には思いつかない案かもしれませんが、若手をやる気にさせたければ女の子との交流、これが一番効果的です」
「お前は…」
大袈裟にため息をつく蓮の後ろで真帆もくすくすと笑い出した。石川と和正が盟友であるように、将来社長になった蓮の周りにも良輔のような社員がいて彼を支えるという未来図が頭に浮かんだ。
広い蓮の背中に隠れたまま真帆は良輔に向かって言った。
周りを取り囲む社員たちから笑い声があがる。石川君諦めなよ~!と誰かが言った。
「ちぇ、今日は会社の売り上げに大きく貢献をした社員を労う会ですよね副社長」
良輔が言い、蓮が勿論だと頷く。
「だったらご褒美を下さいよ~!かわいい秘書さんと合コンする権利!」
「何を言ってるんだお前は。特別ボーナスが出ただろう!あれが褒美だ」
また笑いが起きる。
やや乱暴な言葉の掛け合いだけれど先輩と後輩の結びつきが強いこの会社では珍しくない。
「え~!お金じゃイマイチ明日への活力が湧きません」
良輔が口を尖らせる。
「堅物の副社長には思いつかない案かもしれませんが、若手をやる気にさせたければ女の子との交流、これが一番効果的です」
「お前は…」
大袈裟にため息をつく蓮の後ろで真帆もくすくすと笑い出した。石川と和正が盟友であるように、将来社長になった蓮の周りにも良輔のような社員がいて彼を支えるという未来図が頭に浮かんだ。