転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~
井戸の底は、開けた場所だった。洞窟のように、道が続いている。
こんなところに地下へ通じる通路があったなんて。信じられない。
「ローデンヴァルト先生、下りました」
「わかった」
今度はローデンヴァルト先生がロープを伝って下りてくる。ほんの十秒ほどで、スルスルと下りてきた。続けて、ネネとミミも下りてくる。
「全員揃ったな。先に進もう」
魔物が潜んでいるかもしれない。意識を研ぎ澄ませ、最大限の警戒を働かせる。
『ちゅ!?』
先頭を歩くネネが反応を示す。耳がピクピク動いていた。
「魔物か?」
『みたいでちゅ!』
私にも聞こえた。何かの鳴き声が。ひたひたという、足音も聞こえる。
『火トカゲでちゅう!』
ズズが叫んだ。火トカゲというのは、火を噴くトカゲだ。砂漠地方に生息しているはずの魔物が、なぜ学校の地下に?
いや、そんなことなど気にしている場合ではない。
『七体いまちゅわ!』
耳が叫んだ。すぐに、ローデンヴァルト先生が魔法を展開させる。
「――凍て突け、|氷の矢(アイス・アロン)!」
魔法陣から氷の矢が突き出て、そのまま放たれる。遠くから、火トカゲが絶命する叫び声が聞こえた。
「行くぞ」
たった一度の魔法で、七体の火トカゲを仕留めてしまったようだ。国家魔法薬師とは思えない、強さである。
こんなところに地下へ通じる通路があったなんて。信じられない。
「ローデンヴァルト先生、下りました」
「わかった」
今度はローデンヴァルト先生がロープを伝って下りてくる。ほんの十秒ほどで、スルスルと下りてきた。続けて、ネネとミミも下りてくる。
「全員揃ったな。先に進もう」
魔物が潜んでいるかもしれない。意識を研ぎ澄ませ、最大限の警戒を働かせる。
『ちゅ!?』
先頭を歩くネネが反応を示す。耳がピクピク動いていた。
「魔物か?」
『みたいでちゅ!』
私にも聞こえた。何かの鳴き声が。ひたひたという、足音も聞こえる。
『火トカゲでちゅう!』
ズズが叫んだ。火トカゲというのは、火を噴くトカゲだ。砂漠地方に生息しているはずの魔物が、なぜ学校の地下に?
いや、そんなことなど気にしている場合ではない。
『七体いまちゅわ!』
耳が叫んだ。すぐに、ローデンヴァルト先生が魔法を展開させる。
「――凍て突け、|氷の矢(アイス・アロン)!」
魔法陣から氷の矢が突き出て、そのまま放たれる。遠くから、火トカゲが絶命する叫び声が聞こえた。
「行くぞ」
たった一度の魔法で、七体の火トカゲを仕留めてしまったようだ。国家魔法薬師とは思えない、強さである。