エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
そして開店した。

スタートは緩やかだった。

測定会のことを知らなかった人多かった。

だが思った以上の混雑がなかったことに不安が過ぎる。

もしかして失敗?

声をかけても「いいです」と断られてしまう。

これじゃあアンケートも取れない。

私も声かけを始めた。

するとちらほらとお客様がやってきた。

お客様を誘導し、測定を待っている間にアンケートに答えたもらい、書いてくれた人にはメモ帳をプレゼントした。

お昼少し前になると人も徐々に増え、応援に来た社員も大忙し。

手の空いた順にお昼休憩を取ってもらうように指示する。

S N S効果もありお昼を過ぎるとかなりのお客様がきてくれた。

そんな中、一人の女性がこちらを気にしながら歩いていた。

大柄な方で胸もある。

「良かったら参加してみませんか?」

だが女性は躊躇していた。

「自分のサイズを知りたいけど……知るのが怖いんです」

「普段はどのように下着を購入してますか?」

私は彼女の話を聞こうと少し静かな所へと移動した。

「ネットです」

「サイズはずっと同じものを?」

女性は小さく頷いた。

「では、付け心地はどうですか?」

女性はしばらく黙っていたが思い口を開いた。

「きっとあってないと思います。だけど私みたいに体も大きくてしかも胸が大きいと合うサイズもなくて……本当は知りたいんです。でも見せるのが恥ずかしくて」

自分のバストを見せるのは誰だって恥ずかしい。

だから私たちはそう言うきもちを少しでも和らいであげたいと思ってる。
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