エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
「課長……な、なんの用ですか?」

すると課長は「ペナルティ」と小さな声で呟いた。

「ペナルティってまだ仕事中じゃ」

だが洋介さんは首を横に振る。

「鍵をかけちゃったから今は完全プライベートだ」

そして私をまじまじと見た。

私は恥ずかしさのあまり視線を逸らした。

今一番見られたくない人。

それなのに彼の私を見る目が愛おしくもありいやらしくもあって直視できない。

「……綺麗だ」

「嘘よ」

「嘘でこんなこと言える?」

洋介さんは私の手を取るとそれを自分の胸に当てる。

「嘘じゃない証拠に俺はこんなにドキドキしている」

確かにドクっドクっと洋介さんの力強い鼓動が伝わってきた。

洋介さんは話を続ける。

「俺がなんとも思っていないとでも思ってた?」

「え?」

「仕事とはいえ泉にこんな格好をさせたことを……」

「でも仕事だから仕方がなかったんじゃ?」

すると洋介さんは私の腰に手を回しぐいっと引き寄せた。

「誰にも見せたくなかった。お前の体は俺だけが見てればよかったんだよ」

「洋介さん?」

「こんなエロい下着姿なのに押し倒せない俺の気持ちわかるか?本当なら今ここでお前を押し倒したい……でも我慢するよ。これで」

そう言って唇を寄せてきた。
< 68 / 175 >

この作品をシェア

pagetop