エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
洋介さんの舌がいきなり私の口を割って侵入すると私の口内をかき乱した。

誰もいない部屋に互いの荒い息遣いだけが聞こえる。

激しい口づけに私は洋介さんの背中に手を回しスーツを強く握る。

何度も何度も角度をかえ舌を出し絡め合う。

洋介さんが私を誰にも見せたくなかったと言った言葉が頭から離れず、このまま離れたくない。

あなたになら……と思わずにはいられなくなる。

一度唇が離れるが、洋介さんが「ペナルティの分がまだだ」と言ってなかなか私の唇を話してくれない。

どうしよう。

こんなキスされたら私……あなたのことを好きに。

そう思ったときノック音が聞こえ我にかえった私は勢いよく唇を離した。

「ごめんなさい。もう着替えなきゃ」

「……ああ」

洋介さんは何事もなかったように部屋を出た。

このまま誰も来なかったら私あの人に全てを許していたかもしれない。


最後までしない。


それは自分が決めたルールなのに……私は自分の決めたルールを悔やんだ。
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