俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
ニヤついた口元を見れば、グレンの頭にはすでにアリスが土下座で詫びている姿が浮かんでいるのだろう。
力の差を自覚していても戦う前から負けを決めつけられるのは腹が立つ。
歯噛みしたアリスは、琥珀色の瞳に闘志を込めてグレンを見つめ、木剣を握る右手に力を込めた。
(勝ちたい……)
「始め」の合図で、アリスは馬の鼻面を横に向け、腹を蹴る。
一度グレンと距離を取ってから、駆け寄る馬の速度を利用して斬りかかろうと考えていた。
けれども、グレンの馬がついてくる。
アリスの作戦などお見通しとばかりに馬をピッタリと左側に並走させ、横から木剣を振り下ろす。
両者の左腕には、小型の盾が装備されている。
それで攻撃を防ぎつつ、アリスは馬を蛇行するように走らせ、なんとかグレンから離れようとしていた。
アリスの利き腕は右なので、このまま左側を走られては、防御のみで攻撃できないからだ。
しかしながらグレンは余裕の表情でアリスの左を取り続け、おざなりな攻撃をしつつ、馬鹿にしてくる。
力の差を自覚していても戦う前から負けを決めつけられるのは腹が立つ。
歯噛みしたアリスは、琥珀色の瞳に闘志を込めてグレンを見つめ、木剣を握る右手に力を込めた。
(勝ちたい……)
「始め」の合図で、アリスは馬の鼻面を横に向け、腹を蹴る。
一度グレンと距離を取ってから、駆け寄る馬の速度を利用して斬りかかろうと考えていた。
けれども、グレンの馬がついてくる。
アリスの作戦などお見通しとばかりに馬をピッタリと左側に並走させ、横から木剣を振り下ろす。
両者の左腕には、小型の盾が装備されている。
それで攻撃を防ぎつつ、アリスは馬を蛇行するように走らせ、なんとかグレンから離れようとしていた。
アリスの利き腕は右なので、このまま左側を走られては、防御のみで攻撃できないからだ。
しかしながらグレンは余裕の表情でアリスの左を取り続け、おざなりな攻撃をしつつ、馬鹿にしてくる。