俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
「午後の警備は他の者にやらせる。お前は部屋に戻り、夜まで反省しろ。明日からは通常通りでいい」
「はい。承知しました」
グレンは敬礼の姿勢を取ってから、出口に向けて歩き出す。
自分のしでかしたことを後悔し、充分に反省しているように思われたが……アリスの前を横切る瞬間、横目で睨まれ、小さく舌打ちされた。
(謝罪は心からのものじゃなかったみたい。ますます嫌われてしまったかも……)
グレンの舌打ちはアリスにしか聞こえなかったようで、騎士団長は中断していた馬術訓練を再開するよう指示を出している。
騎士たちが隅に寄せた障害物を、急いで元の位置に並べ直している。
アリスもその中に混ざろうとしたが、騎士団長に呼び止められた。
「アリュースはこっちだ。ついてこい」
「は、はい」
その声に苛立ちが滲んでいるような気がして、アリスは首をすくめる。
(私にもお説教はあるみたい……)
大勢の前での叱責ではない分、グレンより怒りの程度は軽いようだが、それでも勝手なことをしたと怒っているのだろう。
「はい。承知しました」
グレンは敬礼の姿勢を取ってから、出口に向けて歩き出す。
自分のしでかしたことを後悔し、充分に反省しているように思われたが……アリスの前を横切る瞬間、横目で睨まれ、小さく舌打ちされた。
(謝罪は心からのものじゃなかったみたい。ますます嫌われてしまったかも……)
グレンの舌打ちはアリスにしか聞こえなかったようで、騎士団長は中断していた馬術訓練を再開するよう指示を出している。
騎士たちが隅に寄せた障害物を、急いで元の位置に並べ直している。
アリスもその中に混ざろうとしたが、騎士団長に呼び止められた。
「アリュースはこっちだ。ついてこい」
「は、はい」
その声に苛立ちが滲んでいるような気がして、アリスは首をすくめる。
(私にもお説教はあるみたい……)
大勢の前での叱責ではない分、グレンより怒りの程度は軽いようだが、それでも勝手なことをしたと怒っているのだろう。