俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
敬意を表すために膝をつこうとしたら、王太子がそれを制して立ち上がる。
背丈はアリスより、三センチほど高い。
朗らかな笑みを浮かべた王太子は、アリスの肩にポンと手を掛けた。
「君は騎士団一、身のこなしが軽いそうだね。小さき者にも取り柄がある。そこを伸ばしていきなさい」
「は、はい。ありがとうございます……」
アリスは俊敏な方ではあるけれど、騎士団一とは過剰評価である。
グレンがそのように伝えたようだが、なぜ王太子に、それもお茶会の席で話したのか、さっぱりわからない。
困惑するアリスに王太子はなぜか、期待の目を向けてくる。
「それでは君に許可を与える。存分にやりたまえ。樽はあの大きさのものでいいか?」
「えっ?」
従僕の手により転がされてきたのは、空のワイン樽だ。
アリスの腰ほどの高さの中樽で、大きさに問題がないかを問われても、なんのことなのかさっぱりわからない。
「あの、僕がなにかをするのでしょうか」
恐る恐る尋ねると、なにを言っているのだというような訝しげな目を向けられた。
背丈はアリスより、三センチほど高い。
朗らかな笑みを浮かべた王太子は、アリスの肩にポンと手を掛けた。
「君は騎士団一、身のこなしが軽いそうだね。小さき者にも取り柄がある。そこを伸ばしていきなさい」
「は、はい。ありがとうございます……」
アリスは俊敏な方ではあるけれど、騎士団一とは過剰評価である。
グレンがそのように伝えたようだが、なぜ王太子に、それもお茶会の席で話したのか、さっぱりわからない。
困惑するアリスに王太子はなぜか、期待の目を向けてくる。
「それでは君に許可を与える。存分にやりたまえ。樽はあの大きさのものでいいか?」
「えっ?」
従僕の手により転がされてきたのは、空のワイン樽だ。
アリスの腰ほどの高さの中樽で、大きさに問題がないかを問われても、なんのことなのかさっぱりわからない。
「あの、僕がなにかをするのでしょうか」
恐る恐る尋ねると、なにを言っているのだというような訝しげな目を向けられた。