俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
なんとなく言いにくそうな顔で騎士団長が説明していると、医師長がクスリとして遮った。
「誰に聞かれているわけじゃないから、はっきり言っていいよ。剣を握らないのは年齢や体力ではなく、仕事をする気がないから。詰所に顔を出すのは、年に数回。全てをエドガーに押しつけて、自分は道楽に耽るだけ。珍しく来たと思ったら、威張り散らすだけで、迷惑な存在だよ」
「フラン!」
「間違いじゃないだろ。そんな人でも上官だから、俺たちには報告義務がある」
アリスは首を縦に振りつつ、たまに来るという総帥を想像した。
(公爵って確か、王家の次に偉い爵位よね。毎日ご馳走を食べて太ってそう。自分の仕事を部下にやらせてたまにしか来ないのに、偉そうにする人は尊敬できない……)
きっと困らされたことが何度もあるのだろうと推測し、騎士団長に同情の目を向けたアリスは、的外れな励まし方をする。
「僕の村にも怠け者なのに威張ってる奴がいました。お気持ちわかります。僕はロイ騎士団長の味方ですので総帥に負けないでください」
「お前の村の人間関係と一緒にするな……」
「誰に聞かれているわけじゃないから、はっきり言っていいよ。剣を握らないのは年齢や体力ではなく、仕事をする気がないから。詰所に顔を出すのは、年に数回。全てをエドガーに押しつけて、自分は道楽に耽るだけ。珍しく来たと思ったら、威張り散らすだけで、迷惑な存在だよ」
「フラン!」
「間違いじゃないだろ。そんな人でも上官だから、俺たちには報告義務がある」
アリスは首を縦に振りつつ、たまに来るという総帥を想像した。
(公爵って確か、王家の次に偉い爵位よね。毎日ご馳走を食べて太ってそう。自分の仕事を部下にやらせてたまにしか来ないのに、偉そうにする人は尊敬できない……)
きっと困らされたことが何度もあるのだろうと推測し、騎士団長に同情の目を向けたアリスは、的外れな励まし方をする。
「僕の村にも怠け者なのに威張ってる奴がいました。お気持ちわかります。僕はロイ騎士団長の味方ですので総帥に負けないでください」
「お前の村の人間関係と一緒にするな……」