俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
『わしの娘たちは由緒正しき高貴な家柄に嫁がせた。エリアルひとりの縁談が流れたからといって公爵家の権力も財力も揺るがない。侯爵にはわしがうまく言ってやろう。お前も父親なら、娘の幸せを考えてやれ。好いた相手の妻になりたいと、こんなにも泣いているではないか。可哀想に』
ロイ騎士団長に降って湧いたような縁談話に、アリスは大きなショックを受け、固まっている。
時折、鼻髭をつまむように撫でて、ペラペラと話し続ける総帥は、得意げな表情である。
若者の恋愛に理解ある自分は心が広いと自慢したいのか、それとも騎士団長に感謝されたいのかもしれない。
プリッドモア公爵の姪を妻とすれば、ロイ騎士団長は今の地位以上の権力を得られそうである。
これまで意見しにくかった高貴な身分の相手に対しても、発言力を高めることができそうだ。
「ロイ騎士団長よ、お前のために骨身を削ってこちらの問題は片付けてやったぞ。安心してエリアルに求婚するがいい」
ありがたがれと言いたげな総帥に対し、騎士団長は微かに顔をしかめている。
ロイ騎士団長に降って湧いたような縁談話に、アリスは大きなショックを受け、固まっている。
時折、鼻髭をつまむように撫でて、ペラペラと話し続ける総帥は、得意げな表情である。
若者の恋愛に理解ある自分は心が広いと自慢したいのか、それとも騎士団長に感謝されたいのかもしれない。
プリッドモア公爵の姪を妻とすれば、ロイ騎士団長は今の地位以上の権力を得られそうである。
これまで意見しにくかった高貴な身分の相手に対しても、発言力を高めることができそうだ。
「ロイ騎士団長よ、お前のために骨身を削ってこちらの問題は片付けてやったぞ。安心してエリアルに求婚するがいい」
ありがたがれと言いたげな総帥に対し、騎士団長は微かに顔をしかめている。