俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
「ご命令ならば、私に断る権利はありません。ですがエリアル嬢を妻としても、私は指一本触れません。屋敷に妻を置いて、帰るのは恋人の待つ家。この縁談を押し通し、エリアル嬢に不幸な結婚をさせれば、お身内から恨まれる結果になるのではありませんか? どうか賢明なご判断を」
会議室内がシンと静まり返った。
エリアル嬢を最後まで拒んでくれた騎士団長に、アリスは胸が熱くなるのを感じているが、同時にハラハラもしている。
(総帥は、それもそうだと納得するような人に見えない……)
総帥の顔が見る見るうちに赤く染まり、こめかみに筋が立つ。
椅子を鳴らして立ち上がり、足を踏み鳴らしてドアへ進む。
「開けろ!」と怒鳴るように命じられ、アリスは慌てて立ち上がり、ドアを開けた。
総帥はドア口で振り返ると、騎士団長を指さして怒りをぶつける。
「騎士団長ごときが生意気な口を利きおって。お前にエリアルはくれてやらん。よいか、この話はわしから断ったのだからな。辞退したなどとあらぬ噂を広めたら許さんぞ」
会議室内がシンと静まり返った。
エリアル嬢を最後まで拒んでくれた騎士団長に、アリスは胸が熱くなるのを感じているが、同時にハラハラもしている。
(総帥は、それもそうだと納得するような人に見えない……)
総帥の顔が見る見るうちに赤く染まり、こめかみに筋が立つ。
椅子を鳴らして立ち上がり、足を踏み鳴らしてドアへ進む。
「開けろ!」と怒鳴るように命じられ、アリスは慌てて立ち上がり、ドアを開けた。
総帥はドア口で振り返ると、騎士団長を指さして怒りをぶつける。
「騎士団長ごときが生意気な口を利きおって。お前にエリアルはくれてやらん。よいか、この話はわしから断ったのだからな。辞退したなどとあらぬ噂を広めたら許さんぞ」