俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
「俺の心配は無用だ。国王陛下には信頼していただいている。たとえ総帥であっても、俺を辞めさせることはできない。なにか大きな失態をおかさない限りな」
ロイ騎士団長がミスをするはずがないと思うので、アリスはホッと息をつく。
その後には甘い思いが広がった。
抱きしめてくれる腕に愛情を感じ、今だけは女性に戻りたくなる。
「あの、聞いてもいいですか?」
「なんでも聞け」
「ロイ騎士団長が思いを寄せる女性は、もしかして……」
エリアル嬢との縁談を断ったのは、心に決めた人がいるからだと言っていた。
それが自分であってほしいと、アリスは願う。
自信と、思い違いかもしれないという不安は半々といったところであろうか。
胸を高鳴らせて返事を待てば、騎士団長に顎をすくわれ、上を向かされた。
黒曜石とルビーを混ぜたようなダークブラウンの美しい瞳に、期待を膨らませている自分の顔が映っている。
それを見て恥ずかしくなり、動悸はさらに加速した。
騎士団長はアリスの髪を梳くように撫で、瞳を弓なりに細める。
「お前以外に誰がいるというんだ。俺は惚れた女にしか触れない。キスもしない」
ロイ騎士団長がミスをするはずがないと思うので、アリスはホッと息をつく。
その後には甘い思いが広がった。
抱きしめてくれる腕に愛情を感じ、今だけは女性に戻りたくなる。
「あの、聞いてもいいですか?」
「なんでも聞け」
「ロイ騎士団長が思いを寄せる女性は、もしかして……」
エリアル嬢との縁談を断ったのは、心に決めた人がいるからだと言っていた。
それが自分であってほしいと、アリスは願う。
自信と、思い違いかもしれないという不安は半々といったところであろうか。
胸を高鳴らせて返事を待てば、騎士団長に顎をすくわれ、上を向かされた。
黒曜石とルビーを混ぜたようなダークブラウンの美しい瞳に、期待を膨らませている自分の顔が映っている。
それを見て恥ずかしくなり、動悸はさらに加速した。
騎士団長はアリスの髪を梳くように撫で、瞳を弓なりに細める。
「お前以外に誰がいるというんだ。俺は惚れた女にしか触れない。キスもしない」