俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
(え……ええーっ!?)
アリスは目を見開き、返事もできぬほど驚いている。
自分の実力は知っている。
女性の中では身体能力が高くても、屈強揃いの男性騎士に交ざれば、力不足は否めない。
そんな自分に与えられた重大任務に、信じられない思いでいた。
「あ、あの、お言葉ですが、僕より適任者が他にいるのではないでしょうか」
恐る恐る意見すれば、騎士団長が嘆息し、無言で総帥を見た。
皆が真剣な面持ちでいる中、先ほどから総帥だけはニヤついている。
フフンと鼻を鳴らし、椅子にふんぞり返るように座りながら、偉そうに騎士団長に言う。
「なんだ、その不服そうな顔は。アリュースは、最近まで見習いだったそうだな。未来ある若者に活躍の機会を与えるのが上官の役目だろう」
「再考していただけませんか。本人も言っている通り、アリュースにこの任は重すぎます」
「この作戦で一人前になるよう、お前が面倒みればいいではないか。歴代最強の騎士団長だと謳われているお前がいるなら、他の成員が誰であっても作戦は成功するはずだ」
皆が黙り込む中、ふたりの言い合いは続く。
アリスは目を見開き、返事もできぬほど驚いている。
自分の実力は知っている。
女性の中では身体能力が高くても、屈強揃いの男性騎士に交ざれば、力不足は否めない。
そんな自分に与えられた重大任務に、信じられない思いでいた。
「あ、あの、お言葉ですが、僕より適任者が他にいるのではないでしょうか」
恐る恐る意見すれば、騎士団長が嘆息し、無言で総帥を見た。
皆が真剣な面持ちでいる中、先ほどから総帥だけはニヤついている。
フフンと鼻を鳴らし、椅子にふんぞり返るように座りながら、偉そうに騎士団長に言う。
「なんだ、その不服そうな顔は。アリュースは、最近まで見習いだったそうだな。未来ある若者に活躍の機会を与えるのが上官の役目だろう」
「再考していただけませんか。本人も言っている通り、アリュースにこの任は重すぎます」
「この作戦で一人前になるよう、お前が面倒みればいいではないか。歴代最強の騎士団長だと謳われているお前がいるなら、他の成員が誰であっても作戦は成功するはずだ」
皆が黙り込む中、ふたりの言い合いは続く。