俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
アリスの潤む瞳に映るのは、意地悪を楽しむような騎士団長の微笑。
「俺を妬かせるお前が悪い。呼べ、俺の名を。呼ばないと退団させるぞ」
それには慌て、アリスは初めてその名を口にする。
「エドガー……様」
「敬称はいらない。もう一度」
「エドガー……」
ダークブラウンの瞳が、嬉しげに弧を描く。
アリスは気恥ずかしさから頬を火照らせつつも、喜んでもらえるのなら、この部屋でふたりきりの時だけそう呼ばせてもらおうかと考えている。
けれども機嫌のよさそうな表情とは裏腹に、信じがたい指示をされた。
「駄目だな。やはりお前をこのまま騎士団に置いておくわけにいかない。早々に退団しろ」
「ど、どうしてですか!?」
アリスは今回の件で、思ってもみない活躍を見せた。
先ほど騎士団長も褒めてくれたと言うのに、なぜそのような処分を受けねばならないのか。
(冗談ですよね? それとも、一緒にいられなくなってもいいと言うんですか……?)
不安に眉尻を下げ、心の中で愛情を疑えば、額に口づけられた。
至近距離から優しい瞳に見下ろされる。
「俺を妬かせるお前が悪い。呼べ、俺の名を。呼ばないと退団させるぞ」
それには慌て、アリスは初めてその名を口にする。
「エドガー……様」
「敬称はいらない。もう一度」
「エドガー……」
ダークブラウンの瞳が、嬉しげに弧を描く。
アリスは気恥ずかしさから頬を火照らせつつも、喜んでもらえるのなら、この部屋でふたりきりの時だけそう呼ばせてもらおうかと考えている。
けれども機嫌のよさそうな表情とは裏腹に、信じがたい指示をされた。
「駄目だな。やはりお前をこのまま騎士団に置いておくわけにいかない。早々に退団しろ」
「ど、どうしてですか!?」
アリスは今回の件で、思ってもみない活躍を見せた。
先ほど騎士団長も褒めてくれたと言うのに、なぜそのような処分を受けねばならないのか。
(冗談ですよね? それとも、一緒にいられなくなってもいいと言うんですか……?)
不安に眉尻を下げ、心の中で愛情を疑えば、額に口づけられた。
至近距離から優しい瞳に見下ろされる。