俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
その手には水差しがあり、アリスに水を浴びせたのは騎士団長のようだ。
(また虐め!? あからさますぎない?)
「訓練中に騎士服を脱ぐな」
「で、でも暑くて……」
「どんなに暑くても脱ぐことは許さない。それが規則であり、自分と仲間の身を守るために必要なことだ」
騎士団長が言うには、正当な理由あってのことらしい。
王都の治安を乱す悪党との戦闘など、任務に出れば危険に遭遇することが多々ある。
集団同士が狭い範囲で戦えば、いちいち顔を見て敵味方の区別をしている余裕はない。
誤って味方を斬らぬための、揃いの騎士服である。
防護の意味から厚手の生地で作られている騎士服は重く、動けば暑い。
普段の訓練から騎士服に慣れてこそ、任務にあたる際に危険を最小限に抑えることができるのだ、という説明であった。
(そうだったんだ。知らなかった……)
水をかけられたのは規則破りをしたからであり、虐めではなかったようだ。
立ち上がったアリスは上着を着直し、頭を下げる。
「すみませんでした。訓練中は二度と騎士服を脱ぎません」
「わかればいい。顔を上げろ」
(また虐め!? あからさますぎない?)
「訓練中に騎士服を脱ぐな」
「で、でも暑くて……」
「どんなに暑くても脱ぐことは許さない。それが規則であり、自分と仲間の身を守るために必要なことだ」
騎士団長が言うには、正当な理由あってのことらしい。
王都の治安を乱す悪党との戦闘など、任務に出れば危険に遭遇することが多々ある。
集団同士が狭い範囲で戦えば、いちいち顔を見て敵味方の区別をしている余裕はない。
誤って味方を斬らぬための、揃いの騎士服である。
防護の意味から厚手の生地で作られている騎士服は重く、動けば暑い。
普段の訓練から騎士服に慣れてこそ、任務にあたる際に危険を最小限に抑えることができるのだ、という説明であった。
(そうだったんだ。知らなかった……)
水をかけられたのは規則破りをしたからであり、虐めではなかったようだ。
立ち上がったアリスは上着を着直し、頭を下げる。
「すみませんでした。訓練中は二度と騎士服を脱ぎません」
「わかればいい。顔を上げろ」