俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
なぜ気づかれたのかと驚いたアリスは、盗み見を急いで謝った。
その後に、「背中の筋肉も素敵だと思いまして――」と言いかけハッとする。
男がこんなことを言えば、気持ち悪いと思われそうだ。
本当は女であるが、それでも男性の裸を盗み見て顔を熱くするなど、恥ずべき行いであろう。
正直に打ち明けてしまったことに慌てるアリスだが、騎士団長は気分を害してはいないようだ。
「俺の指示通り訓練を積めば、お前もじきに逞しくなる。心配するな」
そのように気遣ってくれた。
日々の訓練を直接指導してくれる正騎士たちの中には、アリスを邪魔そうに見る人もいる。
けれども騎士団長はいつもアリスを気にかけてくれて、実力者のパトリックが羨むほどの手厚い指導をしてくれる。
妥協を許さぬ厳しい人ではあるが、ここでのアリスの一番の味方は、ロイ騎士団長だろう。
(本気で私を育てようとしてくれるのが、伝わってくる……)
騎士団長がどのような仕事をしているのか、大雑把にしか理解していないが、忙しそうなのは常々感じている。
その後に、「背中の筋肉も素敵だと思いまして――」と言いかけハッとする。
男がこんなことを言えば、気持ち悪いと思われそうだ。
本当は女であるが、それでも男性の裸を盗み見て顔を熱くするなど、恥ずべき行いであろう。
正直に打ち明けてしまったことに慌てるアリスだが、騎士団長は気分を害してはいないようだ。
「俺の指示通り訓練を積めば、お前もじきに逞しくなる。心配するな」
そのように気遣ってくれた。
日々の訓練を直接指導してくれる正騎士たちの中には、アリスを邪魔そうに見る人もいる。
けれども騎士団長はいつもアリスを気にかけてくれて、実力者のパトリックが羨むほどの手厚い指導をしてくれる。
妥協を許さぬ厳しい人ではあるが、ここでのアリスの一番の味方は、ロイ騎士団長だろう。
(本気で私を育てようとしてくれるのが、伝わってくる……)
騎士団長がどのような仕事をしているのか、大雑把にしか理解していないが、忙しそうなのは常々感じている。