みずあめびより
「ふう、なんとか終わったな。」
「よかった・・・。」
和洋室の畳部分のちゃぶ台で向かい合って座り、二人で胸を撫で下ろす。
「ありがとう。あのデータよく見つけたな。ネットにあるかどうかもわからなかったのに。」
鈴太郎が衣緒に目を合わせて言うと、彼女は頬を少し染めて俯いた。
「いえ・・・葉吉さんプレゼン資料作るのも本当にすごく速いですね。あんなにページ数あるのを・・・すごく見やすくて説得力あるし。」
「・・・彩木さんが手伝ってくれたから。」
「私なんて少ししか・・・。」
「そんなことないよ。彩木さんがやってくれたセクション、核になる重要な部分だったし。いてくれて本当に助かった。」
「い、いえ・・・。」
まっすぐに見つめられドギマギしてしまう。
「全く北岡は無理な仕事受け過ぎなんだよな。『その方が燃えるんす!』とか言って。意欲的なのはいいけど、出来る範囲を考えないと、一つ一つの仕事が雑なものになっちゃうからな。逆に今城さんは安全な橋しか渡らない、というか、もっとチャレンジ精神を持ってほしいな・・・あ、ごめん、こんな話。」
「いえ・・・。葉吉さんて本当にメンバー想いですよね。その気持ち、皆さんにも伝わってますよ。あっ、すみません!生意気なこと言って・・・。」
「い、いや・・・チームリーダーとして当たり前の事だから・・・あ、テラスに出てみる?多分彩木さんの部屋にはついてないよな?今は暗くて海見えないけどなかなかいいよ。」
鈴太郎は照れているのをごまかし視線を上げて立ち上がる。
「よかった・・・。」
和洋室の畳部分のちゃぶ台で向かい合って座り、二人で胸を撫で下ろす。
「ありがとう。あのデータよく見つけたな。ネットにあるかどうかもわからなかったのに。」
鈴太郎が衣緒に目を合わせて言うと、彼女は頬を少し染めて俯いた。
「いえ・・・葉吉さんプレゼン資料作るのも本当にすごく速いですね。あんなにページ数あるのを・・・すごく見やすくて説得力あるし。」
「・・・彩木さんが手伝ってくれたから。」
「私なんて少ししか・・・。」
「そんなことないよ。彩木さんがやってくれたセクション、核になる重要な部分だったし。いてくれて本当に助かった。」
「い、いえ・・・。」
まっすぐに見つめられドギマギしてしまう。
「全く北岡は無理な仕事受け過ぎなんだよな。『その方が燃えるんす!』とか言って。意欲的なのはいいけど、出来る範囲を考えないと、一つ一つの仕事が雑なものになっちゃうからな。逆に今城さんは安全な橋しか渡らない、というか、もっとチャレンジ精神を持ってほしいな・・・あ、ごめん、こんな話。」
「いえ・・・。葉吉さんて本当にメンバー想いですよね。その気持ち、皆さんにも伝わってますよ。あっ、すみません!生意気なこと言って・・・。」
「い、いや・・・チームリーダーとして当たり前の事だから・・・あ、テラスに出てみる?多分彩木さんの部屋にはついてないよな?今は暗くて海見えないけどなかなかいいよ。」
鈴太郎は照れているのをごまかし視線を上げて立ち上がる。