みずあめびより
「もちろん、つらいこと以外にも楽しいことも話していました。でも彼だって会社で色々あるはずなのに、いつも私の話を聞いてもらってばかりでした。そして一年くらいしたら、彼は耐えられなくなったみたいで・・・。『ついていけない』って言われました。だから、『ごめんね。もう愚痴とか言わないから。』って言ったけど、連絡は来なくなりました。それで、私も就職して忙しくなりそのまま・・・。私が未熟だったんです。」
「・・・。」
「彼のことは数年したら少しずつ思い出っていうか、心の奥にしまわれていきました。でも、自分が未熟だから、人を好きになってもまた傷付けて失うのが怖いんです。」
「・・・はぁ。」
衣緒が話を終えると鈴太郎は大きな溜め息をついた。
「ごめんなさい。せっかく好きになってもらったのに、私こんなで・・・。嫌ですよね、こんな人。」
彼の溜め息が心に刺さったようにズキズキと痛い。
「はぁ。」
鈴太郎がもう一度ついた小さな溜め息は衣緒を追い立てた。
「す、好きだから、幸せになってほしいんです!!私なんかじゃダメなんです・・・!!!!!!」
叫ぶような声で言った途端、世界が反転したと思ったらベンチに押し倒されていた。
「・・・。」
「彼のことは数年したら少しずつ思い出っていうか、心の奥にしまわれていきました。でも、自分が未熟だから、人を好きになってもまた傷付けて失うのが怖いんです。」
「・・・はぁ。」
衣緒が話を終えると鈴太郎は大きな溜め息をついた。
「ごめんなさい。せっかく好きになってもらったのに、私こんなで・・・。嫌ですよね、こんな人。」
彼の溜め息が心に刺さったようにズキズキと痛い。
「はぁ。」
鈴太郎がもう一度ついた小さな溜め息は衣緒を追い立てた。
「す、好きだから、幸せになってほしいんです!!私なんかじゃダメなんです・・・!!!!!!」
叫ぶような声で言った途端、世界が反転したと思ったらベンチに押し倒されていた。