みずあめびより
「彼女海外育ちらしくてやたらフレンドリーなんだよな。引っ越すのは好きな男追いかけていく為らしい。Richardだったかな、名前。写真見せてもらった。その人が帰国するらしくて。彼に好きな人がいるの知ってるけど諦められないらしい。」
「Richard・・・じゃあ、あのキーケースは葉吉さんでなくその人に・・・。」
「え?」
雑貨屋でRのイニシャル付きのキーケースを探す彼女を見かけたことを話す。
「・・・それって、もしかして彼女に嫉妬してくれた?」
鈴太郎は驚きと喜びが混ざった表情になり、まじまじと衣緒を見つめる。
「嫉妬!?そんな!私ごときが!葉吉さんには、彼女みたいな若くて可愛くてスタイルも良くて明るい女性の方が・・・。」
衣緒は顔を真っ赤にして全力で否定する。
「・・・バカだな。」
鈴太郎はそんな彼女のおでこを指でツンとした。
「だって本当の事・・・。」
言いかけたところで顔を両手でガシッと挟まれ、言葉が止まる。目の前には鈴太郎の熱っぽい瞳があった。
「他の人なんて見えないくらい好きだよ。外見も、人に優しいとこも、くそ真面目で不器用なとこも、たまに強引なとこも。『大丈夫』って無駄に強がるところは直してほしいって思ったら素直に聞いてくれたし。これから色々な面を知るかもしれないけど、もう既にそれ全部カバーできるって自信持って言えるくらい好きだよ。」
優しく唇が重なる。先程よりも深く長いキス。ゆっくりと想いを伝えるようにまんべんなく触れられ、衣緒はドキドキしながらもそれに懸命に答える。顔も体もどんどん熱くなってもう何も考えられなかった。
「Richard・・・じゃあ、あのキーケースは葉吉さんでなくその人に・・・。」
「え?」
雑貨屋でRのイニシャル付きのキーケースを探す彼女を見かけたことを話す。
「・・・それって、もしかして彼女に嫉妬してくれた?」
鈴太郎は驚きと喜びが混ざった表情になり、まじまじと衣緒を見つめる。
「嫉妬!?そんな!私ごときが!葉吉さんには、彼女みたいな若くて可愛くてスタイルも良くて明るい女性の方が・・・。」
衣緒は顔を真っ赤にして全力で否定する。
「・・・バカだな。」
鈴太郎はそんな彼女のおでこを指でツンとした。
「だって本当の事・・・。」
言いかけたところで顔を両手でガシッと挟まれ、言葉が止まる。目の前には鈴太郎の熱っぽい瞳があった。
「他の人なんて見えないくらい好きだよ。外見も、人に優しいとこも、くそ真面目で不器用なとこも、たまに強引なとこも。『大丈夫』って無駄に強がるところは直してほしいって思ったら素直に聞いてくれたし。これから色々な面を知るかもしれないけど、もう既にそれ全部カバーできるって自信持って言えるくらい好きだよ。」
優しく唇が重なる。先程よりも深く長いキス。ゆっくりと想いを伝えるようにまんべんなく触れられ、衣緒はドキドキしながらもそれに懸命に答える。顔も体もどんどん熱くなってもう何も考えられなかった。