みずあめびより
「あー、気持ち良くて腹も一杯で眠くなりそう。」
鈴太郎はよく晴れた青空を仰いで言う。
「朝食も美味しかったですね。パンの種類がすごかった。」
「全種類食べきれなかったのが残念だな。」
「私、料理は苦手ですけど、パン焼くの好きなんです。生地をこねていると愛おしくなってくるんです。夏の方が暑くて発酵しやすいですけど。」
「ホームベーカリーとかじゃなくて自分で作るんだ。すごいな。今度一緒に作ろうか。」
「はい。」
衣緒は幸せそうに笑う。
「そうだよ。幸せだったらたくさん笑えばいい。笑いは無限だから。」
鈴太郎はそう言って衣緒の頭を撫でた。彼女は『はい。』と言いながらくすぐったそうに微笑んだ。
「一緒に行きたいところもしたいこともたくさんだしな。」
「何からにするか・・・迷いますね。」
衣緒は静かに足をばたつかせながら言ったが、鈴太郎は思わずその足に目がいってしまった。
───抱きしめると細いなって思うけど、足は結構しっかりしてるな・・・。
衣緒は彼の視線に気づき焦る。
───はっ!もしかして足見られてる!?太くて短いのに!?さらに虫刺されとかもあるのにっ。
「あ、あああ、寝転んでみたら気持ち良さそうですね!」
衣緒は慌ててそう言って足をお湯に浸けたまま後ろに寝転がった。
「寝ちゃったら海見えなくなるだろ。」
「そうなんですけど、気持ちいいですから、一瞬やってみて下さい。」
───私の足の事は忘れてくださいっ・・・。
苦し紛れにそう言うと後ろに手をついていた鈴太郎の服の袖を少し引っ張る。
「・・・。」
彼は後ろに倒れ込みながら体を斜めにして衣緒の顔を覗きこむ。
「・・・?」
「これからしばらく仕事モードでいなくちゃいけないから・・・足だけじゃなくてこっちにもパワーチャージしていい?」
鈴太郎は指を自分の唇に当ててから衣緒の唇に置く。
「えっ・・・と、はい・・・。」
顔が近づき、二人同時にゆっくりと目を閉じた。
鈴太郎はよく晴れた青空を仰いで言う。
「朝食も美味しかったですね。パンの種類がすごかった。」
「全種類食べきれなかったのが残念だな。」
「私、料理は苦手ですけど、パン焼くの好きなんです。生地をこねていると愛おしくなってくるんです。夏の方が暑くて発酵しやすいですけど。」
「ホームベーカリーとかじゃなくて自分で作るんだ。すごいな。今度一緒に作ろうか。」
「はい。」
衣緒は幸せそうに笑う。
「そうだよ。幸せだったらたくさん笑えばいい。笑いは無限だから。」
鈴太郎はそう言って衣緒の頭を撫でた。彼女は『はい。』と言いながらくすぐったそうに微笑んだ。
「一緒に行きたいところもしたいこともたくさんだしな。」
「何からにするか・・・迷いますね。」
衣緒は静かに足をばたつかせながら言ったが、鈴太郎は思わずその足に目がいってしまった。
───抱きしめると細いなって思うけど、足は結構しっかりしてるな・・・。
衣緒は彼の視線に気づき焦る。
───はっ!もしかして足見られてる!?太くて短いのに!?さらに虫刺されとかもあるのにっ。
「あ、あああ、寝転んでみたら気持ち良さそうですね!」
衣緒は慌ててそう言って足をお湯に浸けたまま後ろに寝転がった。
「寝ちゃったら海見えなくなるだろ。」
「そうなんですけど、気持ちいいですから、一瞬やってみて下さい。」
───私の足の事は忘れてくださいっ・・・。
苦し紛れにそう言うと後ろに手をついていた鈴太郎の服の袖を少し引っ張る。
「・・・。」
彼は後ろに倒れ込みながら体を斜めにして衣緒の顔を覗きこむ。
「・・・?」
「これからしばらく仕事モードでいなくちゃいけないから・・・足だけじゃなくてこっちにもパワーチャージしていい?」
鈴太郎は指を自分の唇に当ててから衣緒の唇に置く。
「えっ・・・と、はい・・・。」
顔が近づき、二人同時にゆっくりと目を閉じた。