みずあめびより
「いやー、楽しかったなぁ。家族以外と来るのもなかなかいいな。」
公園の出口からすぐの駅の改札を通ると真中はすっかり満足したように言った。
「また来ましょうね!写真後で送ります!」
玉川も楽しそうだ。
「じゃあ、ここでお開きだな。俺とヨシリンはこっち、新貝と玉川ちゃんはあっちで、彩木さんは向こうだよな?」
「はい、新貝さん、途中まで一緒に帰りましょ。」
玉川にとってはここからが勝負だった。
「・・・はい。」
新貝が玉川にうなずきながら衣緒に熱っぽい視線を送り、彼女はその視線を受け取った。鈴太郎はそれを見逃さなかった。
「俺、トイレ行ってから帰る。先帰っててくれ。」
「おー、じゃーなヨシリン!ちゃんと帰れよー。珍しく酒飲んでるし、寝過ごすなよな!」
「わかってるよ。」
「じゃあ、お疲れ様でーす!」
「・・・。」
「じゃーなぁ。」
「お疲れ様です。」
玉川と新貝、続いて真中、その後に衣緒がそれぞれの電車の階段へ向かうと、鈴太郎はトイレに入った。
用を足すわけでもなく鏡を見るとひどい顔をしている。
───本当俺、情けなさ過ぎる・・・。
しばらくうなだれ、とりあえず手を洗って時間を潰しトイレから出ると、衣緒がいた。
公園の出口からすぐの駅の改札を通ると真中はすっかり満足したように言った。
「また来ましょうね!写真後で送ります!」
玉川も楽しそうだ。
「じゃあ、ここでお開きだな。俺とヨシリンはこっち、新貝と玉川ちゃんはあっちで、彩木さんは向こうだよな?」
「はい、新貝さん、途中まで一緒に帰りましょ。」
玉川にとってはここからが勝負だった。
「・・・はい。」
新貝が玉川にうなずきながら衣緒に熱っぽい視線を送り、彼女はその視線を受け取った。鈴太郎はそれを見逃さなかった。
「俺、トイレ行ってから帰る。先帰っててくれ。」
「おー、じゃーなヨシリン!ちゃんと帰れよー。珍しく酒飲んでるし、寝過ごすなよな!」
「わかってるよ。」
「じゃあ、お疲れ様でーす!」
「・・・。」
「じゃーなぁ。」
「お疲れ様です。」
玉川と新貝、続いて真中、その後に衣緒がそれぞれの電車の階段へ向かうと、鈴太郎はトイレに入った。
用を足すわけでもなく鏡を見るとひどい顔をしている。
───本当俺、情けなさ過ぎる・・・。
しばらくうなだれ、とりあえず手を洗って時間を潰しトイレから出ると、衣緒がいた。