離婚予定日、極上社長は契約妻を甘く堕とす
彼が短く吐き出した息が首筋にかかる。その熱さに、甘く身体の奥が疼いた。時々鼻にかかったような声が聞こえて、それが彼の興奮を物語るようだった。
「あ、んっ……」
人のことは言えない。私の声も、ひどく甘い。
腕を、身体を絡ませながら彼は性急に服を剥いで、私の肌を露わにした。見えた傍から、唇で触れ柔く歯を立てる。その動作が案外荒っぽくて、普段の彼のイメージを少しだけ壊した。
大きな手が下腹部や腰を撫でて、胸の柔らかな肌は唇で愛撫される。ちりりと甘い痛みの度に、残される所有の印。私の身体も、その度に熱を上げていく。
彼が上半身起き上がらせて、私の足の間を陣取った。片手が膝から内腿を撫で上げて、更に奥に進もうとした時、私の身体が思わず緊張してびくりと震えた。
すると、彼が嬉しそうに笑った。
「かわいい」
熱の籠った声で、私のお腹の奥が強く疼いた。まるで、彼の声に呼応するように。片足を持ち上げられて、彼の唇が私のつま先にキスをするのを見てしまう。
恥ずかしいのに目を離せなくて。薄い唇の隙間から覗く赤い舌が。くるぶしや足首を這いまわった。
「や、汚いっ……」
「全然。ここの丸いのがかわいい」