病んでる僕と最強の勇者たち
「リリーはブライアンの意見に賛成だよ。

闇の魔王、ダーギルはきっとこのお城の最上階にいると思うよ」



直感派のリリーは、すぐにブライアンの意見に賛同した。



「確かに、闇の魔王、ダーギルはこのお城の最上階にいる可能性が高いな。

今までの経験上、最強の敵はお城の一番奥に潜んでいる」



「僕もみんなの意見と一緒だよ」



僕はそう言って、大切な三人の仲間の顔を見回した。



「ラスボスが中途半端なとこにいたら、物語が締まらないよね。

ラスボスはお城の最上階にいて欲しい。

僕はそう思ってる」



四人の意見が出揃って、みんなが同じ意見でまとまった。



僕たちが目指すのは、このお城の最上階だ。



そして僕たちは、闇の魔王、ダーギルを倒すんだ。
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