183日のお見合い結婚~御曹司は新妻への溺甘な欲情を抑えない~
ドアに背を預けて腕組みをし、真衣の退路を塞いだ彼は、口の端をつり上げると、およそ好青年には似合わない笑い方をした。
『蛍光灯を取りに来たという話は信じよう。だが、それなら配管だらけの部屋の奥まで入る必要はない。話し声がして、好奇心から俺の電話を聞いてしまったんだな?』
『……はい』
全てお見通しのようなので、真衣は諦めて謝罪に転じた。
『すみませんでした』と深々と頭を下げ、なにかお咎めがあるだろうかと不安に思っていたら、意外にも『いいよ』とあっさりした返事をされる。
顔を上げた真衣に、副社長はいつもの好青年風の笑みを浮かべて言う。
『こんな場所で電話をしていた俺にも落ち度がある。他の人には言わないでね』
『もちろんです』
完全に許されたと思った真衣は、ホッとして笑顔になる。
『いい返事だ』
副社長は段ボール箱の蓋を開けて中から蛍光灯を一本取りだすと、真衣に向けて差し出した。
真衣が歩み寄り、お礼を言って受け取ると、ドアまで開けてくれる。
『蛍光灯を取りに来たという話は信じよう。だが、それなら配管だらけの部屋の奥まで入る必要はない。話し声がして、好奇心から俺の電話を聞いてしまったんだな?』
『……はい』
全てお見通しのようなので、真衣は諦めて謝罪に転じた。
『すみませんでした』と深々と頭を下げ、なにかお咎めがあるだろうかと不安に思っていたら、意外にも『いいよ』とあっさりした返事をされる。
顔を上げた真衣に、副社長はいつもの好青年風の笑みを浮かべて言う。
『こんな場所で電話をしていた俺にも落ち度がある。他の人には言わないでね』
『もちろんです』
完全に許されたと思った真衣は、ホッとして笑顔になる。
『いい返事だ』
副社長は段ボール箱の蓋を開けて中から蛍光灯を一本取りだすと、真衣に向けて差し出した。
真衣が歩み寄り、お礼を言って受け取ると、ドアまで開けてくれる。