183日のお見合い結婚~御曹司は新妻への溺甘な欲情を抑えない~
副社長とどうこうなるつもりはないが、真衣から断った形になるのもまずいのではないだろうか。
副社長は誰もが認めるハイスペックな好青年。
自分のような平凡な女性、それも部下にふられたとなっては、彼のプライドが傷つくことだろう。
三日前に続いて、またしてもクビという言葉が脳裏をよぎったら……プッと吹き出して笑う明るい声が響いた。
それは副社長のもので、真衣はきょとんとしてしまう。
「君は、はっきりものを言う女性なんだな」
呆れと感心が交ざったような感想を口にした彼は、足を崩してリラックスした態度を取ると、祖母と真衣の祖父を交互に見て言う。
「真衣さんの言う通り。この見合いは、俺たち孫をだしにして、おばあちゃんたちが話をしたいというものだよね」
「だしだなんて、そんなことは思ってないわよ。柊哉には迷惑な話?」
「迷惑ではないよ。おばあちゃんが喜ぶなら、それでいいと思ってついてきた。けど、見合いをさせたからには、おばあちゃんたちの事情も聞かせてほしい。初恋の思い出を教えてよ」
優しげな微笑みに、柔らかな口調。
副社長は誰もが認めるハイスペックな好青年。
自分のような平凡な女性、それも部下にふられたとなっては、彼のプライドが傷つくことだろう。
三日前に続いて、またしてもクビという言葉が脳裏をよぎったら……プッと吹き出して笑う明るい声が響いた。
それは副社長のもので、真衣はきょとんとしてしまう。
「君は、はっきりものを言う女性なんだな」
呆れと感心が交ざったような感想を口にした彼は、足を崩してリラックスした態度を取ると、祖母と真衣の祖父を交互に見て言う。
「真衣さんの言う通り。この見合いは、俺たち孫をだしにして、おばあちゃんたちが話をしたいというものだよね」
「だしだなんて、そんなことは思ってないわよ。柊哉には迷惑な話?」
「迷惑ではないよ。おばあちゃんが喜ぶなら、それでいいと思ってついてきた。けど、見合いをさせたからには、おばあちゃんたちの事情も聞かせてほしい。初恋の思い出を教えてよ」
優しげな微笑みに、柔らかな口調。