183日のお見合い結婚~御曹司は新妻への溺甘な欲情を抑えない~
交際も結婚もあり得ない話だが、三日前の気まずさを引きずらなくてよさそうなのは喜ばしく、それについても見合いをして正解だったと思い直す。
(いい日曜日になった。あ、この鯛飯、すごく美味しい。さすが料亭の懐石料理。お刺身の海老、プリプリしてる。はまぐりのお吸い物も美味。これは家では出せない味だね)
まだ半分ほど残っている料理をやっと堪能することができた真衣は、すっかり気を抜いていた。
しかし、上品かつ意味ありげに「うふふ」と笑った絹代が、とんでもないことを言いだす。
「だからね、柊哉と真衣さんは相性がいいはずなのよ。結婚に向けてどんどん話を進めましょうね」
「へっ?」
真衣は素っ頓狂な声をあげてしまう。
“だからね”とは、どういう意味だろう。
若かりし頃の自分たちが恋人関係にあったから、孫同士もうまくいくに違いないとでも言いたいのだろうか。
それはないのに。
副社長も笑みを引きつらせており、すぐさま絹代に意見する。
「おばあちゃんと西谷さんには同情するけど、俺はまだ結婚する気はないよ。おばあちゃんが再婚したいなら応援する」
(いい日曜日になった。あ、この鯛飯、すごく美味しい。さすが料亭の懐石料理。お刺身の海老、プリプリしてる。はまぐりのお吸い物も美味。これは家では出せない味だね)
まだ半分ほど残っている料理をやっと堪能することができた真衣は、すっかり気を抜いていた。
しかし、上品かつ意味ありげに「うふふ」と笑った絹代が、とんでもないことを言いだす。
「だからね、柊哉と真衣さんは相性がいいはずなのよ。結婚に向けてどんどん話を進めましょうね」
「へっ?」
真衣は素っ頓狂な声をあげてしまう。
“だからね”とは、どういう意味だろう。
若かりし頃の自分たちが恋人関係にあったから、孫同士もうまくいくに違いないとでも言いたいのだろうか。
それはないのに。
副社長も笑みを引きつらせており、すぐさま絹代に意見する。
「おばあちゃんと西谷さんには同情するけど、俺はまだ結婚する気はないよ。おばあちゃんが再婚したいなら応援する」