独占欲強めな外科医は契約結婚を所望する
巧みな舌使いで口内を愛撫され、体の力が抜けていく。
すっかり彼のなすがままになった私は、廊下で乱されていた服を今度こそすべて剥ぎ取られ、彼が与えてくれる愛情と官能を、素直に受け止めた。
そのうち、なにかを堪えるように苦しげな表情の純也が、わたしに問いかける。
「そろそろ……いい?」
「……いいよ。純也の好きなように、して」
瞬間、彼が至近距離で私を睨んだ。
「好きなようにって……知らないよ、壊れても」
「それでいいって言ってるの。純也になら、壊されてもいい」
「愛花……。もう、ホント、かわいすぎるって」
ため息交じりに呟いた彼は、一旦体の上からどいて、着ていたTシャツを脱ぐ。
女性とは全く違うごつごつした骨格に、ほどよくついた筋肉。男らしく浮き出た血管。
普段も、白衣なしでスクラブを身につけている時とか、わりといい体をしているな、とは思っていたけれど……実際に脱ぐと、想像以上にすごい。