世界でただ一人のヒーラーは生殺与奪を握ってます。
魔物の実態は人にはまだ解明されていない事も大かった。何処からやって来ているのかさえ分かっていない。多くは森の奥深くからやって来ているというアバウトな見解。実態調査と称して森深くに冒険者を派遣したこともあったが、実態調査にでた冒険者は誰一人として帰って来なかった。
人里に降りてくる魔物の数はそんなに多くなく、降りてきた魔物の討伐に関して言えばそこまでの脅威はない。国として、これ以上の犠牲を出すのは愚の骨頂だということで、魔物のでる森には立ち入らないという御触れが国中に貼られた。これは東側においても同じだった。虎の尾を踏む必要はないという当たり前の結論であった。
なのでアリシアが考えているような事は考えにくいとエルザは思った。
「それはないだろう。個体として魔物の脅威は私たち魔法使いで対処が可能だが今回のような数の暴力で襲われればいずれ人間は全滅してしまう」
「私の考え過ぎかもしれないですね」
人の滅亡・・・以前のアリシアならそう思っても可笑しくはないと、ついエルザは思ってしまっていた。
人里に降りてくる魔物の数はそんなに多くなく、降りてきた魔物の討伐に関して言えばそこまでの脅威はない。国として、これ以上の犠牲を出すのは愚の骨頂だということで、魔物のでる森には立ち入らないという御触れが国中に貼られた。これは東側においても同じだった。虎の尾を踏む必要はないという当たり前の結論であった。
なのでアリシアが考えているような事は考えにくいとエルザは思った。
「それはないだろう。個体として魔物の脅威は私たち魔法使いで対処が可能だが今回のような数の暴力で襲われればいずれ人間は全滅してしまう」
「私の考え過ぎかもしれないですね」
人の滅亡・・・以前のアリシアならそう思っても可笑しくはないと、ついエルザは思ってしまっていた。