【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「そんなに喜ぶなら、もっと早く連れてくれば良かった」
子供のような私にクスクス笑いながら、漆鷲社長が隣にやってくる。
「景色を見るのは、好きです」
「いつでも連れてきてあげるよ。君のためなら」
甘い視線がまとわりついて、恥ずかしくて俯く。
そんな甘い事をいわれると、どうしていいかわからなくなる⋯⋯
ちらりと恨めしげに視線を向けると、どこかの憂いを帯びた様子で遠くを見つめる横顔に釘付けになった。