【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
どうしよう。
やっぱり、迷惑だったんだ⋯⋯。
私⋯⋯なにしてるんだろうこんなところで。
ズキズキと痛む心を抱えて、ここに来てからの社長の表情や態度を思い返す。
眉を寄せていて、瞳は伏せがちで、感じられるのは困惑、戸惑い、そして不快。
いっそのこと
『帰れ』って言ってくれたほうが良かった。
「来なければ良かった⋯⋯」
抱えきれない想いが、つい口からこぼれた。
『会いたい』と言われて調子に乗ってここまで来て、必死になって走って、何かあったんじゃないかと心配になって⋯⋯
バカみたい。恥ずかしい。