【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「なによりも大切な人だから、こんな夜に密会されると妬いちゃうな」
少しだけ低いトーンの声が耳元に触れる。
ドキッと跳ねる鼓動。
「え、いとさ⋯」
園部の前だというのも忘れて、名前を呼んでしまった。
覗き込まれてニコッとされると、
ここ数日悩んでいた心が、すぅ⋯⋯っと晴れてゆく。
な、なんでここに?
社長がパーティーを抜けるなんて、大丈夫なの?
それも、園部の前なのに。
後々、色んなことが問題になるんじゃないかと思うと心配になる。