【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

まさにお祝いムード一色。

プレゼンした商品にちなんで、『バラ』なんだろうか。


「僕からのささやかなお祝い。ここのほうがゆっくり話せるし」


お祝いの次元を超えている気がしますけど!


『話しをしたい』と連絡をうけて、すぐさま部屋を押えておいてくれたらしい。


そして、会長賞のことを知ってから、花を手配してくれたんだろうか?


本命の授賞を逃してしまったのにここまで手厚くお祝いしてもらっていいのかな


そんなふうに思いつつも、嬉しい気持ちは隠せない。



「本当にありがとうございます」


スイートルームをひと周りしてから、スーツを脱いでいた永斗さんのもとへ寄り、受け取ってハンガーへとかけた。


「喜んでもらえて良かった。二人でお祝いしよう」


大きく頷くと、艶やかなパープルのネクタイを緩めた彼は可愛らしく微笑み、部屋の奥へと手を引いてくれた。

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