【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「だいたい、いきなりすぎる。こっちにだって都合があるんだ。結婚相手は自分で決めるから、口を出さないで欲しい」
「だめだ。今までいくら待てど、お前はふらふらしおって、真剣な付き合いをしている様子もない。」
ぐっ⋯⋯
これには少しばかり口を閉じざるを得ない。
「お前はわしと似てるところがあるからな。興味ないものには、それまで。しかし、好ましく思ったものは懐に入れて、執拗に手にかける。昔、プレゼントしたオモチャもそうだし、男ではあるが、島田がいい例だろう。」
プレゼントと島田って。
「⋯⋯変な言い方やめてよ。島田はじーちゃんが、お目付け役にしたんでしょ」
「だとしても、お前の目を見れば信頼しておるのは分かる。
と言うことで、わしがいい娘を連れてきてやる。」
どこが、と言うことでなんだよ。