【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「⋯⋯シンデレラ作戦」
そう真剣につぶやくと、島田が珍しく笑った。
「――ふっ、シャレた作戦名ですね。⋯⋯落としものはガラスの靴ですか?」
「それは、今から考えるところだよ」
想像するだけで、顔が綻ぶ。
「私も協力しましょう」
「それは心強いな」
愛しいシンデレラの落とし物は何にしようか。
そんなことを考えながら、僕は明るい都内の夜景を見るふりをして、記憶の中の彼女の笑顔に浸っていた。
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