君に恋するのはいけないけれど。


 私は、美怜。今日、高校に初めて行くんだ。


「おはよ。奈緒、元気だね。」

 

「おはよ。美怜、同じクラスだったよ。」


 教室へいくと、みんなに見られた。


 まさか、まさか一番後ろの席にあの人がいるなんて。一生忘れられない人。恋してはダメなんだ。私のことだけ覚えてない。わたしのせい。


   いつか、思い出して欲しい。でも、そしたら私のこと....。
< 2 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop