君に恋するのはいけないけれど。


  奈緒も蒼のこと知っている。同じ中学だったから。蒼は、奈緒のことは覚えてるよ。



  蒼が仲良さそうな雰囲気の人と話してた。そしたら、二人が私達に近づいていた。


 「奈緒、久しぶりだね。このこは?」

 『美怜だよ。』


  悲しかった。やっぱり、私のこと覚えてない。

 
  「よろしくね。美怜。」


  「うん。」
< 3 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop