気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
暫くして唇を離すと、玲が力なく俺にもたれかかると、俺は玲を抱き上げ
寝室に向かった。

玲の身体をベットに横たえると、その上に覆い被さる。

もう、その時の俺には殴られた玲の身体を労わるとかそんな理性はぶっ飛ん
でしまって、それよりも玲を俺のものにしたいという欲望と本能が勝って
しまった。

玲の頭を両腕で包み込むと、貪るようにその唇に喰いつくと、玲も俺の身体
を抱きしめ舌を絡める。

お互いがお互いを欲していた。

俺の舌は顎から首筋を這い、掌は服の中の胸を揉みしだく。

「・・ア・・ハァ・・ァァァ・・・。」

玲の甘い声が俺の鼓膜を刺激し、玲の甘い香りが鼻腔を刺激する。

着ていたパーカーを捲り上げ、胸を締め付けていたものをプチっと外せば、
思っていたよりも豊満な膨らみに、むしゃぶりつくように吸い付き手を
這わす。

小振りな尖端の突起を舌で転がせば、更に固くなっていく。

手はスルスルと脇腹をなぞりスキニーへ、ボタンを外しジッパーを下ろすと
中に指先を滑り込ませた。

下着の上から中心をなぞれば、そこは既に湿り気を帯びていて「ァァァ・・」
と嬌声がもれると、反応する自分自身に我慢できず、素早く玲の服を全て
剥ぎ取り、自分の服も脱ぎ去った。

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