気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
部屋に入ると私は仕事部屋に入って、仕事に関する物をスーツケースに詰めた。

他の物は良いとしても、流石に仕事の物に関しては秘密事項が多すぎる。

いくら蓮といえども内容は知られるわけにはいかない。

私の、CATとしてのプライドだ。


他の部屋は、蓮と鳴井恭、久我隼人で指示してもらうようお願いした。

蓮は、「お前の着るものを他の男に触らせたくない。」と言って女の人を
用意させていた。

その様子に、鳴井恭は苦笑し、久我隼人は驚きの表情で固まっていた。

蓮は、意外に独占欲が強いらしい。


蓮たちが用意した引っ越し業者は手際が良く、一時間程で部屋の中はキレイ
サッパリ物がなくなっていた。

まあ、元々物が少なかったのだが・・・。


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