浅葱色と桜色
「何言ってんだ。近藤さん。


ここは女禁止なんだ。どこからどう見ても


女だろ?こいつ。」


「いいじゃないか。歳。


女だってことは俺だって分かってる。


彼女を誰かの小姓にでもすればいい。」


「って言ってもなぁ…」


「僕の小姓にしたらいいんじゃないですか?」


僕がそう言うと、全員びっくりした顔で


こちらを向いてきた。


「総司のか?名案だ!総司!


これで決まりだ!陽葵くん。今日から君は


小姓として働いてもらう。


それでいいな?歳。」


土方さんは不服そうに


「あぁ。」


と返事をすると
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