浅葱色と桜色
「でも、部屋の空きがないんだ。


陽葵と言ったか?お前はしばらく総司と


相部屋だ。後、女だからといって甘やかし


たりもしない。それでもいいな。」


と続けて言った。


「はい。大丈夫です。よろしくお願いします」


陽葵は返事した。


しかし、陽葵ってしっかりしているな。


話し方といい、上の人への接し方といい。


僕に無いものをたくさん持っている。


無意識にそう感じていた。


「他の幹部には明日紹介する。


今日はもう遅い。早く寝ろ。」
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