獣人皇帝は男装令嬢を溺愛する ただの従者のはずですが!
そんなことはあり得ないと思いつつ、額やら頬にやたら顔を近づけてくるものだから、まさか口づけられてしまうのではないかとドキドキしっ放しだった。
おかけで普段ならモフりたくなる尻尾にも気が回らなくなるくらい、すっかり疲労困憊してしまった。
そしてマクシミリアン様は次の予定が押しているにもかかわらず、げっそりとする私のことを大層気にかけ、予定のキャンセルまで言い出す始末だった。ちなみにその予定というのは、ガブリエル様との昼餐と国交正常化交渉の初会談という超重要なもの。
それをガブリエル様本人の前で整然と「キャンセルだ」などと言ってのけるのだから、私はすっかり青くなった。
何度も「大丈夫だから、昼餐に行ってくれ」と繰り返したのが功を奏し、マクシミリアン様はしぶしぶ向かってくれたのだが、あれには本当に驚いた。
唯一の救いは、主賓であるガブリエル様本人がニマニマとした悪い笑みで楽しそうにマクシミリアン様の様子を見つめていたことか。
とにかく、マクシミリアン様は公園の視察からこっち、なにかがおかしいのだ。
おかけで普段ならモフりたくなる尻尾にも気が回らなくなるくらい、すっかり疲労困憊してしまった。
そしてマクシミリアン様は次の予定が押しているにもかかわらず、げっそりとする私のことを大層気にかけ、予定のキャンセルまで言い出す始末だった。ちなみにその予定というのは、ガブリエル様との昼餐と国交正常化交渉の初会談という超重要なもの。
それをガブリエル様本人の前で整然と「キャンセルだ」などと言ってのけるのだから、私はすっかり青くなった。
何度も「大丈夫だから、昼餐に行ってくれ」と繰り返したのが功を奏し、マクシミリアン様はしぶしぶ向かってくれたのだが、あれには本当に驚いた。
唯一の救いは、主賓であるガブリエル様本人がニマニマとした悪い笑みで楽しそうにマクシミリアン様の様子を見つめていたことか。
とにかく、マクシミリアン様は公園の視察からこっち、なにかがおかしいのだ。