i -アイ-
そうメインステージでアナウンスをするのは、
「きゃぁぁぁぁあああ」
執事姿の優介さん。
似合いすぎてるでしょ。
……こうなると三國も気になるな。
あ、でも風紀委員だから監視役とかなのかな。
『では、黎鳳祭、開催致します』
破裂音とともに色とりどりの紙吹雪が舞う。
すぐに2-Fの2人は囲まれ、でかい塊が校舎に消えていった。
対してあたし達はというと、パネルを後ろで隠す。
そうすれば、男に、囲まれる。
「なになに?コスプレ喫茶とか?」
「めっっっちゃ可愛いね」
「イトちゃんとカレンちゃんって言うんだ?可愛い名前だね」
蓮は死ぬほど嫌な顔をして俯いている。
「ありがとぉ」
あたしは死ぬほど高い声で話して、
「1-Aなんだけど、来てくれる?」
そう言えば、男たちは自主的に1-Aに移動してくれるのであった。
蓮がいるのに、男たちを連れて一緒に行動はキツいだろうと見込んでの作戦。
『藍人、めっちゃ来てる!』
滝谷からインカムで話しかけられる。
「任せとけって」
その後も、女の子たちにも写真を撮って欲しいなどと言われて、その写真を拡散してもらうよう頼んだ。
そうすれば、それを聞き付けた人達がどんどん1-Aに動いてくれる。