今夜、妊娠したら結婚します~エリート外科医は懐妊婚を所望する~
「変なことを聞かないでください。そもそも、どうしてそんなことを言わなきゃならないんですか」
「抱かれたいんだ?」
「違っ――」
つい興奮してしまいそうになって、慌てて息を整える。
西園寺先生は私をからかって遊んでいるのだろう。挑発に乗ってはダメだ。
「だいたい、眞木先生って結婚してらっしゃいますよね? そういう対象にはなり得ません」
「じゃあ、質問を変える。結婚してなかったら、付き合ってた?」
「な、なんでそうなるんですかっ!」
動揺する私をまじまじと覗き込む西園寺先生。勝手に勘ぐっているのか、テーブルに肘をついて「へぇ~……」と不穏な声を漏らした。
「も、もういいですよね? 私、そろそろ帰りますから!」
慌てて一礼してカンファレンスルームを出ると、なんとそこにいたのは眞木先生ご本人。
どうやら私の取材が終わるのを待ってくれていたみたいだ。壁にもたれていた眞木先生は「終わったの?」と言って私に近づいてきた。
「あ……ええと」
西園寺先生に変なことを言われたから、つい意識してしまう。
幸いなことに、カンファレンスルーム内での会話は聞こえていなかったよう。
あれが聞こえていたとしたら、恥ずかしすぎる。
「抱かれたいんだ?」
「違っ――」
つい興奮してしまいそうになって、慌てて息を整える。
西園寺先生は私をからかって遊んでいるのだろう。挑発に乗ってはダメだ。
「だいたい、眞木先生って結婚してらっしゃいますよね? そういう対象にはなり得ません」
「じゃあ、質問を変える。結婚してなかったら、付き合ってた?」
「な、なんでそうなるんですかっ!」
動揺する私をまじまじと覗き込む西園寺先生。勝手に勘ぐっているのか、テーブルに肘をついて「へぇ~……」と不穏な声を漏らした。
「も、もういいですよね? 私、そろそろ帰りますから!」
慌てて一礼してカンファレンスルームを出ると、なんとそこにいたのは眞木先生ご本人。
どうやら私の取材が終わるのを待ってくれていたみたいだ。壁にもたれていた眞木先生は「終わったの?」と言って私に近づいてきた。
「あ……ええと」
西園寺先生に変なことを言われたから、つい意識してしまう。
幸いなことに、カンファレンスルーム内での会話は聞こえていなかったよう。
あれが聞こえていたとしたら、恥ずかしすぎる。