今夜、妊娠したら結婚します~エリート外科医は懐妊婚を所望する~
あえて眞木先生に見せつけるかのように私を抱いて。所有権でも主張しているのだろうか。
おかげで眞木先生まで困惑している。
「ええと……彼女、困ってない? 取材をエサにセクハラとかしちゃダメだよ?」
「失礼ですね、眞木先生。そっちこそ、送っていくなんて下心丸出しで恥ずかしくありませんか?」
「いやいや、夜道をひとりで歩かせるのは心配だから――」
「なら、俺がきちんと送っていきますので安心してください」
おどけていたはずの西園寺先生の声が、いつの間にか本気に変わっている。
眞木先生も、単なるいたずらではなく本気なのだと悟り、返答に困っているようだ。
「送るっていっても、君はまだ当分ここを離れられないんじゃないのか? さっき大手術を終えたばかりなのに」
「予定手術の関係で、今日の当直は豪華メンバーが揃っているんですよ。今夜は帰ります。俺まで残ったら、明日の日中が回らなくなる」
「……そういうことならかまわないけれど。とりあえず、彼女のことを放してあげたら? 耳まで真っ赤になっていて、なんだか可哀想だよ」
おかげで眞木先生まで困惑している。
「ええと……彼女、困ってない? 取材をエサにセクハラとかしちゃダメだよ?」
「失礼ですね、眞木先生。そっちこそ、送っていくなんて下心丸出しで恥ずかしくありませんか?」
「いやいや、夜道をひとりで歩かせるのは心配だから――」
「なら、俺がきちんと送っていきますので安心してください」
おどけていたはずの西園寺先生の声が、いつの間にか本気に変わっている。
眞木先生も、単なるいたずらではなく本気なのだと悟り、返答に困っているようだ。
「送るっていっても、君はまだ当分ここを離れられないんじゃないのか? さっき大手術を終えたばかりなのに」
「予定手術の関係で、今日の当直は豪華メンバーが揃っているんですよ。今夜は帰ります。俺まで残ったら、明日の日中が回らなくなる」
「……そういうことならかまわないけれど。とりあえず、彼女のことを放してあげたら? 耳まで真っ赤になっていて、なんだか可哀想だよ」